ヤングケアラー支援するNPO法人虹色のかさのキックオフに参画しました。
ヤングケアラーが生まれた背景を改めて整理すると…
核家族化→少子高齢化→世帯あたりの人数の減少→地域との関係性の希薄化→一人ひとりにかかる負担は大きくなる→ケアの負担がいつの間にか、大人の責任から子どもの役割に移行されている
重すぎる負担は、子どもが成長段階で得られる大切な機会を失うこと、進学及び就職での選択が減ることへ。ケア負担を有さない子どもと同じようなライフチャンスを得ることができる社会を醜成する必要性が重くなってきた。
社会的な問題は漠然と大きなもので、個人の力では解決することが難しいです。ですが、個人が一つの小さな歯車となって、大きな歯車を動かす契機にもなります。誰かの小さな努力が、周囲の大きな変化になることを願い、できることをやっていきたいと再認識しました。
また、ヤングケアラーの講演とは別に印象に残った言葉として「支援される状態」ではいつになっても解決されない。「支援する側」まで持って来れたら、自律自走できるようになる。という言葉が示唆深いものでした。
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