令和5年1月1日時点の総人口は約1億2542万人、外国人の人口が増加
総務省において、7月26日、住民基本台帳に基づく人口動態調査の結果を公表されました。令和5年1月1日時点の外国人を含む総人口は約1億2542万人で、前年と比べ51万1025人減少。減少幅は過去最大となりました。このうち日本人の人口は1億2242万3038人で、前年より約80万1000人減。初めて47都道府県でマイナスとなり、平成21年をピークに14年連続で減少しています。一方、外国人の人口は増加しており、299万3839人で前年より28万9498人増、令和2年以来3年ぶりの増加となりました。
日本人の平均寿命、男性は81.05歳、女性は87.09歳で2年連続縮小
厚生労働省が7月28日に公表した「簡易生命表」によると、令和4年の日本人の平均寿命は女性が87.09歳、男性は81.05歳で、前年に比べて女性は0.49歳、男性は0.42歳短くなり、男女とも前年より2年連続下回っています。平均寿命の前年との差を死因別にみると、男女とも新型コロナウイルス感染症(COVID-19)、心疾患(高血圧性を除く)、老衰などの死亡率の変化が平均寿命を縮める方向に働いています。国別順位は女性が前年と同じ世界1位で、男性は3位から4位に下がっています。
人口動態や平均寿命は、我々福祉業界の意思決定をするときに、とても重要な指標となります。人口動態は、唯一ほぼ間違えなく予測が現実化するデータであることと言えます。また、平均時寿命は老人ホームのサービス受けてのLTV(生涯価値)を見極め、収支計画と経営戦略の根拠となるデータです。
福祉に携わる人間として、引き続き人口・平均寿命に加えて、健康寿命もセットで追究していきたく思います。
(参考資料:https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_gyousei/daityo/jinkou_jinkoudoutaisetaisuu.
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(参考資料:https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life22/dl/life22-15.pdf)
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