息子に置いていかれたパパ、毎朝5時に立ち上がる。
- 広 天田
- 7月2日
- 読了時間: 3分
更新日:7月6日
今日は、息子との思い出と、ちょっと情けなくて、でも前向きになれる話を綴ってみます。
■ 嬬恋キャベツマラソン、親子2kmの悲劇
先日、群馬・嬬恋村で開催されたキャベツマラソンに、息子と親子ペアで出場してきました。エントリーしたのは、親子2km。
これまでは、息子のペースに合わせてゆっくり走りながら、景色を楽しんで、並んでゴール。それが“親子マラソン”の醍醐味だと思ってました。
でも今回は違った。
スタート直後、息子が突然トップギアへ。
びっくりするくらいのダッシュ。
置いてかれた私。
叫んでも振り返らない息子。
気づけば私は、沿道の声援どころか、自分の呼吸音しか聞こえない孤独な戦いへ。
■ ゴール前で待つ息子、そして無情なアナウンス
やっとの思いでゴールが見えたころ、
そこには、ゴール手前で立ち止まる息子の姿。
そう、パパを待ってくれてたんです。
1分近く、タイムロスをしてまで。
優しい子だなと思ったその直後――
係の人「あと少し早ければ、表彰台でしたね〜」
……
ごめん、それは完全にパパのせい。
■ 息子に完敗、パパの再起を決意
帰り道、息子がぼそっと一言。
「パパ、遅かったね。」
もう何も言い返せませんでした。
でも心の奥底で、燃えるものがありました。
まだ負けたくない。
いや、次はちゃんと一緒にゴールしたい。
その日から決意しました。
「変わるなら今だ」と。
■ 2025年、残り半年の挑戦
気づけば、今年もあと半年。
ここからの6か月、私のスローガンはこれです。
たくましくてイケてるパパになる。
そのための3本柱。
① 朝ラン&朝バイク
眠い?そりゃそうです。でも「息子に待たせた男」は、もう寝坊できない。毎朝を制して一生カッコいいパパになります。
② メンタル強化
ジャーナリング(書く瞑想)やサウナリラックス等行い精神を安定させます。あと定期的な運動で精神的にも強くします。
③ 食事管理
夜は19時までご飯を食べます。糖質を抑える。食欲でたらブドウ糖。お菓子は当面禁止。タンパク質は多く摂りますが25g以上は一気に摂りません。
■ 目指すは親子でW表彰台
次の目標は、群馬マラソン・親子の部(リバーサイド)で、息子のペースメーカーになること。
そして来年、嬬恋キャベツマラソンで親子でのW表彰台を目指します。
走るのは、タイムだけじゃない。
親として、背中を見せることも、私の“ラン”なんだと思います。
■ 置いていかれることから始まる
今回、完全に息子に置いていかれました。
でも、だからこそ気づけたんです。
「今しかできないこと」がある。
「今ならまだ追いつける」と思えるうちに動くことが、親としてできること。
目覚まし3つ、外はまだ薄暗い5時の空。
そんな中を走りながら、「次こそ並んでゴールするぞ」と自分に言い聞かせています。
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