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  • 執筆者の写真広 天田

消えた老後2000万円問題

総務省の家計調査に基づくと、2017年時点の高齢夫婦無職世帯(65歳~95歳)において、年金と支出の差額は月54,519円の赤字でした。年額で換算すると654,228円の赤字となり、30年累計の19,626,840円という金額が、老後資金として2,000万円足りない根拠となる数字です。


ところが、2018年では、月額の赤字は41,872円に縮小され、30年累計でも1,500万円程度の不足にまで減っています。さらに2019年のデータでは、年金と支出の差額は月33,269円の赤字に縮小されており、30年累計も1,200万円弱の赤字にまで減りました。そして、2020年の家計調査に基づくデータによると、年金と支出の差額は、なんと月額1,541円の赤字にまで減っています。金融庁が世間をあれだけ騒がせた老後2,000万円問題も、2020年ベースだとほぼ存在しないことになっています。


また、この2000万円の問題は「平均値」を取っていることを冷静に抑えなくてはなりません。もし身長170cmのAさんと、180cmのBさん2人しかいない世界があれば、平均身長は175cmとなります。しかし、175cmの人は架空の存在です。老後2,000万円問題で使われた数字も同様で、あくまでも統計調査に基づく平均値なので、誰の人生のものでもありません。


平均値を見たときに必要なのは、自分を平均値に近づけたり、超えたりしようとするのではなく、賢い自分になることです。大切なのは、周りではなく自分がどうなっているのかという点です。平均値は、絶対的な目標ではなく、とりあえずの目安として考えた方が良いでしょう。もし、1日・1カ月・1年を賢く生きられるなら、人生でお金に困る可能性はグッと減るでしょう。



平均を自分の人生にしないことを注意したいです。平均は他人の大多数です。平均に踊らされれはダメです。他人の人生を生きることになります。自分らしく、自分軸で、オンリーワンの人生を謳歌していきましょう!



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