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  • 執筆者の写真広 天田

MNL 3rd DAY

更新日:2023年5月12日

昨日で葬式も終わり落ち着いてきたので、フィリピンの葬儀について一度まとめたいと思います。


フィリピンはアジア圏の国では珍しく、ほとんどがキリスト教を信仰しています。その割合は90%以上ともいわれていて、そのなかでもカトリック教徒が多く、全体の8割程を占めています。


フィリピンのお葬式は、日本と同じく通夜と告別式があります。その通夜は、教会だけでなく自宅でも行われることも多くあり、私は自宅で行うアットホームな儀式に参列しました。

棺は葬儀社が担いで霊柩車に乗せて運びます。親族はその後ろに列となり、ついていきまました。



日本では、遺族・親族だけで行う小さな葬儀が増えていますが、フィリピンは大家族が多いため、親戚の参列者数が非常に多くなります。近所の人や知人、友人も参列するので、必然的に規模が大きくなります。一般の家庭であっても、100人単位の葬儀が行われることも多いです。


フィリピンと日本とでは、お葬式に要する日数が異なります。

日本は通夜は1日だけですが、フィリピンで通夜にあたる儀式は3日~1週間続きます。親戚や友人が別れを告げるために長く期間をとってあり、国外へ出稼ぎに出ている人が多いフィリピンならではです。


葬儀費用についても、寄付でまかないます。国民の90%がキリスト教ですので、日常的にキリスト教への寄付が募られていて、お葬式の場でも行われます。またフィリピンでは所得が低い人が多く、お葬式の費用を十分に用意できないことも多くあり寄付を募っています。フィリピンは家族や親戚、知り合いの間の絆がとても強い国であり、親戚や友人などがお葬式の費用を出すこともあります。


火葬でなく、土葬が基本です。キリスト教では死者は最後の日に復活するとされているため、遺体を焼くことはありません。したがって埋葬は土葬となります。ですが、土葬をするためには広い土地が必要であり、都市部に近いところでは、完全に土のなかに埋めるのではなく、棺を積み上げる形での対応となることもあるようです。


最後に、日本の大人しめやかな葬儀と違って、夜通し食べたり、飲んだり、華やかな時間を過ごすのが一般的です。それには理由が二つあります。


・故人が寂しくないように

・親族が死を受け入れられるように


このように、フィリピンならではの特徴ある葬式です。違いを知ることで、自分たちの文化の良さに気づいたり、逆に学ばせていただくことがあると思います。今日という日を忘れずに、後世に伝えていけるようしていきたいです。



フィリピン留学中にお世話になった故祖母とお墓参りをしたときの、15年程前の写真を思い出に添付します。


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