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  • 執筆者の写真広 天田

親子とロバの話

親子がロバを連れて歩いていた。すると、道ばたで水汲みをしていた少女たちが「どちらかロバに乗ればいいのに」と言う。父親はその通りだと思い、息子をロバに乗せた。


しばらく行くと、今度は老人が「若者よりも年老いた父親のほうがロバに乗るべきだ」と言った。父親はそれもそうだと思い、息子を下ろして自分がロバに乗った。


しばらく行くと、子連れの女たちがこれを見て「子どもだけ歩かせるなんて恥知らずだ」とののしる。父親は息子もロバに乗せることにした。


しばらく行くと、若者たちが「小さなロバに2人も乗るなんて動物虐待だ」と2人を責めたてた。それもそうかと思った父親は、息子と2人でロバを担いで行くことにした。町の人はこの様子を見て大笑いした。


全ての人に好かれることはできない。これは裏を返すと「誰かに嫌われることを恐れてはならない」ということでもある。自分を嫌う人がいるのは自分が自由に生きる代償であり、自由に生きている証拠でもある。嫌われてもかまわないと思うことは、人生を自由に生きるための出発点だ。



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